2011.07.28

名産地で浴びるほどマンゴーを頬張った日(その4)

(前回から続く)

   

Dsc_1728

   
          
ここ玉井区青果集荷場で扱う商品は、もちろんマンゴーだけではない。

      

Dsc_1687      

        
パパイヤ、パイナップル、スターフルーツ、ライチをはじめ
様々な果物や加工品が売られている。

    
Dsc_1396
      
Dsc_1530
     
Dsc_1358
台湾ライチだっ! 

     
    
   
話によると、ほぼ一年中何らかの青果物が扱われているのだそうな。

      
       

Dsc_1403

      

突然、台南人社長が
「これ食べてごらん。」
と差し出してくれたのが、なんと青いバナナ。

    
Dsc_1407          

         
最近、バナナは黄色いどころか、
周りが醜く黒ずんだくらい熟しているのが一番旨い!
などとうそぶいている僕だから、
これを見た途端、
「こんな渋そうなバナナ食べれるもんか!!」
と一瞥しながら、恐る恐る口に運ぶと、なんと甘いどころか
バナナ特有の香りが口いっぱいに広がって、清々しい美味しさに包まれた。

   
Dsc_1412      
              
            
さすがバナナの宝庫である。

いろんな種類があることを学んだ。

 
Dsc_1613
    
Dsc_1462       

   
      
市場の奥には、官田名産の菱の実が売られていた。

      
Dsc_1635          

         
官田郷は、先のエントリで紹介した烏山頭ダムのある所で
菱をたくさん栽培していることがわかる。

            
Dsc_1550_2

   

また、陳水扁前総統の生まれ故郷としても有名だ。

        

Dsc_1544

       

口に運ぶとホクホクと懐かしい味がした。

       

Dsc_1650 

      
他にもドライマンゴーなど加工品やデザートコーナーも付設。

     
Dsc_1498
     
Dsc_1730_2        
     
        
      
       
今日僕は、一体どれだけのマンゴーを試食させてもらっただろうか?

          

Dsc_1534

       

もう数えきれない。

   

Dsc_1328        

         

        
場外に歩を進めると、世界中どこも同じ、あの市場で働く人の
とびっきり美しい笑顔がここにもあった。

      
Dsc_1380
     
Dsc_1765 

     

    
ありがとう! 玉井の市場。

    

Dsc_1748
場外生鮮市場

          
Dsc_1771
こんなイメージの場所

       

Dsc_1432
    

Dsc_1737_2            
        
       

       
「早く、行くよ!」

社長はホトホト待ちくたびれた様子だった。
                                  (次回に続く)

        

        
※明日から海外出張に行きますので、次回のアップは来月5日前後の予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.02

多様モザイクTOHOKU

                               
アレレっ?? 雪が無い!!

    
    
毎日豪雪報道を見ていたから、宮城県仙台も
さぞや深い雪に閉ざされているだろうと思いきや、
ところどころに滑りやすいような固まった白い氷のじゅうたんが歩道を覆っていた程度だった。

     
Dsc_1169
仙台市街を一望する

             

日頃雪になれていない僕はホッとするやいなや、
しばらく外を歩いていると、5分も経たないうちに
頭が締め付けられるような乾き切った冷たさに思わず立ちすくんだ。

     

Dsc_2094
      

こりゃ、太平洋側の冷たさは半端じゃない!

  
体感温度が著しく低く感じられ、体の芯から冷え切ってしまう。

     

      
またひとつ体験の引き出しが増えた。

      

      
1日朝は、それでも今冬初めての本格的な降雪、と
地元の皆さんが盛んに話題にしているくらいだから、
真偽のほどは信じていただけよう。

    

Dsc_1028

       

先入観や報道だけで、国や地域をひと括りに観てはいけないという教訓でもある。

      

     
この日、中心地の大型ホテルで、農商工連携で開発された東北ブロック各地の食品をプレゼンする大規模な商談会が開催された。

     

Dsc_2155
開会の挨拶をする東北農政局小野寺食品課長

   

     

午前は、百貨店、高級スーパー、通販会社のベテランバイヤーをパネリストに迎え、販路開拓のポイントについてパネルディスカッションが開かれた。

        

厳しい寒さの中、地元をはじめ青森、秋田、福島など東北各地から
100名近くの参加者が集まり、熱心に耳を傾けていただいた。

     
会場からの質問もとても積極的で、農商工連携や6次産業化に対する事業者の皆さんの関心の高さを証明した。

   
   

  
午後からは、いよいよ商談会。

    

Dsc_2164
       
        

全国から80社を超える各界からのバイヤーを招き
2日間に渡って白熱の商談が繰り広げられる。

        

       
東北ブロックも言わずと知れた食材王国

   
Dsc_1513   
Dsc_1588

      

     
新鮮で、バラエティーに富み、冴える技術も数ある逸品揃い。

      

Dsc_2128_2    

       
   
すでに全国版として有名なものもあれば、
食べ方から珍しい未発掘の原石もまだまだ沢山眠っている。

    
Dsc_1818
食べたことが無いものも多い。
全国の消費者も機会があればきっと食べてみたいはず

        
            
どちらかと言うと、巧言令色少なき東北の生産者や事業者の更なる発信力にも期待したい。

       
   

      
地元の報道によると、
東北6県に北海道と新潟県を加えた地方広域連合に関する初めての会合が宮城県庁で開かれたそうだ。
       

北日本にも地方自立への受け皿が、またひとつ登場したのだろうか。

   

Dsc_1993
北東日本の拠点都市 -仙台
    
Dsc_2013        

       

      
僕にとっては、知れば知るほど興味わく、
奥深い「東北」ブロックである。

     
     

Dsc_0994
    
Dsc_0983
JR仙台駅で

    

Dsc_1225
伊達の血を引く進取の土地柄に期待   -伊達政宗騎馬像

      

     

     

ところで今日、2日は旧暦の大晦日。

  
中国の北方では、今頃家族総動員で餃子を包んでいることだろう。

     

     

先週に続き、明日から中国南部に行って来ます。

    

Dsc_0790
   
Dsc_0600
越年食材が並ぶ香港・上環問屋街   1月26日撮影  

  
  
   
躍動CHINAの正月風景に出会えるだろうか?               
          

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.21

見直したぞ 東京ッ!

         
今日は、一晩だけ東京に滞在している。

   
Dscn5483
東西線・竹橋駅付近

   
   

午後、千代田区のインキュベータ施設で
農商工連携の研究会が開かれた。

    

Dscn5484
ちよだプラットフォームスクエア  http://www.yamori.jp/

    
    
東京で農商工連携???

   
   

しかも、昼間人口と夜間人口の格差が圧倒的に大きく
まったく農業をしているはずがない  あの千代田区で!!!!

    

Dscn5489    

        
僕はこの招請を受けた時、
どんな話題を提供し、何を提言すればよいのか?
    

チンプンカンプンの想いでこの日に臨んだ。

     

  

しかも、最近地方での会合で僕は
地方の時代に移るには、中央に頼らず自ら主体的に成長戦略を描くべき。しかもできれば離れた地方同士でも連携して、首都圏市場や海外を目指そう」なんて過激な発言をすることがある。

    

    
この日、50名近くの農商工連携プロデューサーの皆さんが集まってくれた。

    

そのうち実際に農業に従事している方は、たったの3名。
もちろん千葉県や山梨県の生産者さんだが貴重な存在でもある。 

      
    

では、そのほかの会員メンバーの皆さんといえば
農業プロデューサー、有機農業支援者、環境・バイオエンジニアリング、流通、大学教授、経営コンサルタント、はたまた霞ヶ関の現役官僚、マスメディア、出版、女性コーディネーターなど多彩な面々。

     

Dscn5497

   
    
このメンバーは皆、組織にとらわれるわけでなく自らの信念と哲学に基づいて農林水産業の支援や地域活性化を目指して、勉強したり活動している熱いサポーターばかり。

   

   

もともと各分野の得意技を持っている人が揃っているから、その組み合わせは無限大なのだ。

    

Dscn5495
ここ千代田プラットフォームスクエアには、農商工連携の関連組織が数多く入居している

   
     

いやはやこんなユニークな可能性を秘めた連携コーディネータ集団は、東京ならではと言うほかない。

    

この談論風発、活発行動の裏には、会員の取りまとめ役である
NPO法人 農商工連携サポートセンター代表理事の
大塚洋一郎さんというリーダーの存在が大きい。

    
  
Dscn5554
右から二人目が大塚先生。この日も農商工連携と6次産業化の
双方の支援施策の意義や共通点・相違点について解り易く解説された

   
     

農業には一見無縁の千代田区が、
さながら個性家集団の梁山泊の様相だった。

    

TOKYOというメトロポリスの知られざる一面を垣間見る思いだった。

   

     

明日から、およそ一週間、
今度は関西の元気な皆さんと、少しばかり暖かい国を訪ねる計画。

  
しばし寒さから避難しますね。
           

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.01.15

豪雪体験と熱い志と

   
(前回より続く)

    
去年は年末まで雪がなくて、不思議がってたくらいなのに…

      
    
札幌地方は年が明けてからここ数日で、どかっと雪が降ったらしく、
地元の皆さんも少々ビックリしているみたいだった。

   

Dsc_7836
豊平川沿いの雪の堆積場。
巨大札幌シティーの除雪した雪置き場のひとつなんだ。

   
Dsc_7852
その規模の大きさは眼前に見えていてもイメージできないくらいだ

       
    
    
江別に向かう途中の自動車の窓からは、
僕がこれまで目にしたことのない積雪の情景が続く。

    

Dsc_7894
空の向こうは雪が舞い上がっているゾ

    

Dsc_7972
どうやって家から人や車が出れるんだろう?

    

     
屋根に届かんとする積雪のため、頭を挙げて上ばかり見ているが、実は凍った道を何もなさげに進み続ける座席の下のスリップが気が気でならない。

    
    
Dsc_8029
内心ハラハラ・ドキドキ   きっとよそ者心理なんだろうな

   

       
そこは地元の皆さんは慣れたものらしく、
ブレーキの踏み方から、ハンドルの切り方、車間の空け方など堂に入っている。

          
Dsc_7963
もともと6車線や4車線の大きな道路もこのとおり1車線に

    

     
雪下ろしの仕方、住宅の構造、屋内での暮らし方、そして農業や中小企業の現状について様々なことを教えていただいた。

   

Dsc_7975
寒そうに見える住宅も高気密で、中はポカポカで暑いくらいだそうだ。
真冬にビールとアイスクリームの売上げが上がるらしい???
寝る時には夏用のパジャマを着てるんだって!

    

    
つくづく日本は広くて多様だと感じた。

   

Dsc_8012
どおりで強い子が育つはずだ

       
    

自分たちの周囲のことだけで、物事は語れないことを改めて知り、
発信するものとして気を引き締め直す。

    

Dsc_7952
札幌から江別市に入る
    

Dsc_7955

     
    

     
1時間ほどで、予定通り江別市民会館に到着。

    

Dsc_8046
江別市役所前

    

Dsc_8064     

       
       

大雪にもかかわらず、地元をはじめ札幌や夕張などからも
本当に大勢の地域リーダーの皆さんに集まっていただいた。

    

    
江別市は人口約12万人の中堅都市だが、
大学が4つもあって、若い人も多く、サークルやセミナー、文化事業など積極的に活動を行う土地柄なのだそうだ。

     

Dsc_8079

    

     
予定の3時間を大幅に超過して、参加者の皆さんと地域活性化、農商工連携、海外開拓、地産地消などのテーマについて交流した。

         

時間がとても足りず、コミュニケーションが十分に取れなかったことが最大の反省点。

    

申し訳ありませんでした。
    

屋外の寒さとは正反対で、終了後も盛り上がりっぱなしのアツアツの情熱と志を持った皆さんとのエールの交換が延々と続いた。

          
    

何かが始まる予感…。

    

   

    
広陵として静寂な夜の雪景色を見つめながら、
心は上気しっぱなしで札幌の街に帰った。

    

Dsc_8104

     

    
北海道中小企業家同友会の皆さん、ありがとうございました!
          

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011.01.13

北海LIVE

           
今年3度目の出張は北海道だ。

   

福岡から新千歳まで直行便で偏西風に乗って
わずか2時間足らず。

     

日本なんてちいセーなあ、チョロいもんだぜ。 

    

     
なんて思った直後、機内アナウンスから
報告によりますと、
札幌の気温はマイナス13℃とのことでございます
。」

   

ゴクリっ

   

息を呑み込んだ。

    
   
我が神国ニッポンは、やっぱり広くて多様なのだ。

      

    
新千歳空港に着いたら、案の定一面の雪。

  
Dsc_75050

    

これでよく飛行機や列車、自動車が走るもんだ

これが東京以西なら必ずパニックになるんだろうなと感じながら、改めて気候だけでなく、文化から人の能力・タフさまで多様なんだと再認識する。

    

札幌に移動するエアポート快速も
時折吹き付ける横殴りの吹雪のために、何度も停止するほどの荒れた天候だ。

   
Dsc_75270

   
Dsc_75620

    
   

かと思うと、カラッと晴れ渡るなど、寒波の来襲を物語る。

   
    
Dsc_76570
JR札幌駅前

   
Dsc_76130
       
   

   

さあ、これから夕方には、多くの若き地域プロデューサーたちが待つ江別へ車で移動する。

   
   

大丈夫かなあ???

  
     

北海道は頼もしい。

    

   

Dsc_77230        

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.11.09

日程進行中・・・

   
予定通り、スケジュールを淡々と、そして熱っぽく進めています。

  
腰と肩をかばいながら・・・。

      

Dscn2746
北京の街で  渋滞で全く動かない!!!

   
      

国内外、どこを訪ねても元気な人たちばかり。

   
Dscn4090
農商工連携のマッチング事業  全国を廻っているが、スゴい進歩。
ここ大阪会場では、連携事業者・バイヤーが予想を超える商談を展開した。

   
    

海外開拓、新規事業開発という
チャレンジング(挑戦的)な支援の仕事をしていて
大勢の元気な人たち、常識破りの人たちと出会えることに
つくづく充実感に満ち、またパワーを頂いています。

   
感謝!

    

Dscn3631香港の飲茶楼にて  「洗椀」 自分で念入りに食器を洗うのも習慣
香港も元気の良いビジネスが続いている。食欲も旺盛!

      
   

TPPやFTAに参加してもしなくても、
これからのニッポンは、フロンティア(開拓者)精神に富んだ人たちの時代になります。
      

いや、もうなっています。

     
後戻りは出来ません。

    

Dscn2754
中国で若い人が運転する乗用車の中で、現地の青年記者3人と熱い日中関係論を本音で語り合った。お互いの理解がまだまだ不足している・・・。

      
          

今日からまた中国大陸へ入りますが、

来月2日までノンストップの弾丸出張です。

   
次のブログのアップは、12月10日ごろを予定しています。  

    

もうしばらくお待ちくださいね。

   

コメントへのお返事も必ずいたします。

        

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010.10.25

弾丸列車の内部事情

           
イデデデデデデ・・・。

   
   
生まれて初めて腰を痛めてしまった。 不覚…。

       
   
低周波治療器とシップ薬、そして腰ベルト(コルセット)で固めて
平然顔をしているのは、結構辛い。

      

ブログの更新が滞って、大変失礼しました。
深くお詫びします。

         

     
今、長野県上田市からアップしています。

    
Dscn1422
手前は真田幸村像、奥はJR上田駅

     
Dscn2021
清流・千曲川

     
    

農商工連携の事業で、
圏内一円から元気な生産者や事業者、支援者の皆さんが一堂に介し、熱い議論や積極的な販促活動を繰り広げています。

   
Dscn1453

       

この3週間、とても公表できないような過密スケジュールと移動で、
しかもまたこの先およそ5週間も同じような調子で動いていくのだから気が遠くなる。
     

        
このスケジュールを知った知人が、

オンボロな弾丸列車みたいだ。」とゲラゲラ嘲笑してくれる。

     
     
その弾丸列車、
実は腰だけでなく、体も心も相当蝕まれている。

       
      
     
今日の上田の皆さんのような、元気で、前向き、外向きな交流であれば、動くほどますます充電出来るのだが、

9月頃からだろう、また地域の景気が落ち始めているのか
経営が厳しくなった事業者さん、販売のめどが立たず厳しい状況に陥った生産者さんが顕在化し始めていて、なんともやり切れない毎日が続いている。

     
   

元気を出そうよ!と、互いに気合いを入れることで立ち直ってくれる人もいれば、すぐに相談先、支援先を見つけて対処を始める人、さらに緊急入院や手術が必要な事業者さんもあり様々なのだ。

    

    
口蹄疫や円高、異常気象や災害、規制強化や公共投資削減などもあり、皆、否応なしに自助努力せよと称して、過去のやり方が通用しなくなった大海に放り投げだされている感がある。

      

これからさらにグローバル化、自由化、規制緩和などの大波が打ち寄せてくることが必至のニッポン。

    

僕も腹を据えて向き合っていこうと覚悟している。
      

腰の痛みなど気にしている場合ではないのだ。

       
     
尖閣問題や政治浄化問題も国の根幹を決める大事な問題だけれども、国民の関心がそちらの方だけにヒステリックに傾斜していくのはどうなのだろうか。

         
      
僕も中国・アジアにも関わっている以上、避けては通ることは出来ない問題だが、どう考えても、今、我々ニッポン人として、まず何をなすべきかについて、待ったなしの状況にあると思うのだけれども。

     
    
感情的に火が着き易い問題に関心を奪われているその間に
この国の行く末が、益々制約されていくようで
僕の心の中は危機感で充満している…。

            

     

あっ、そうそう。先回のブログのエントリの続き。
      

長崎で一日の終わりにもう一ヶ所、さるいて(散策して)きたという話の続きです。

      
あれから急いで出かけたのは、閉館間際の亀山社中の史跡でした。

         
Dscf0045
画像はネットから引用

     
   
幕末の脱藩浪人たちによる結社・内外交易の拠点。        
わが国最初の商社とも言われていますよね。

          
以前、よくここに通っていた時分は、いつも人も少なく静かなもので
畳の部屋に腰を下ろして、柱に寄りかかり、
何時間もの間、当時の龍馬たち隊士と同じ空間を共有していたもの。

         
でも、今は龍馬ブーム。

         
夕方というのに大変な人手でビックリした。

         

そそくさと建物を後にして、戸外の坂の上から、涼やかな風に打たれながら、また長崎の港をしみじみと眺めて観る。

       
Dsc_4098    

         
      
何を思ったのか、

今、龍馬が生きていたら、いったいどう考えるだろうか?
        

なんて、ふと頭をよぎった。

           

歴史の「もし」は、究極の愚問だといわれるが、
自分の思考の角度を変えたり、別視座で見つめる時の
結構、重宝する思考法なのだ。

               

たとえば、尖閣問題。

         
テレビをひねれば、どこも薄っぺらいコメントばかり。
中国との交渉術はかくあるべきだとか、どう対峙すべきなどなど
根拠も思慮もないものばかり。
           

ウンザリである。

      

さて、龍馬だったらどう考えただろうか。

      
ここからは、僕も妄想、虚言である。

     
    
高慢中国けしからんっ!と、生理的拒絶のような反応は、まずしないだろう。 

          
かといって、
いまだからこそ中国と友好的に交易を展開して平和的に解決すれば良い、などと寝ぼけたことも考えないだろう。

      

龍馬なら、世界の情勢をしっかりと洞察して、

今、日本がどのような立場に置かれているのか
このままいくと、どうなっていくのだろうか
、と、まず思案したに違いない。

      

この20年間、日本人だって、決して楽な歩みではなかったけれど
欧米の好景気に寄り添って、世界第2位、アジアNo.1の地位に甘んじ、大胆でスピーディーな自己変革が貫徹できなかったという意味では、明らかに惰眠を貪っていたと感じよう。政府だけじゃない、国民一人ひとりがだ。主体性なき勤勉さが残念ながら裏目に出た。

        
    
国力の低下はもう覆いようのないところまで落ち続け、
それでもなお既得権益にしがみついている階層がいる。

      
ほんの一部の官僚や汚職政治家、はたまた反論出来ない芸能人や在日外国人などを槍玉に挙げてガス抜きしてる。どこかの国と変わらない。

       
     
外から見れば、時間軸で観れば、日本の国力の明らかな低下
領土問題、経済問題、政治問題においてもある意味必然の結果だと見抜いているに違いない。

  
        
もう一度、新たな構想力で国力を充実し直すことに他ならない。

      
軍備や単なるGDP経済力のことだけじゃない。
       

国家力? 国民力? 地球力? 龍馬ならどう表現しただろう?

     

       
     
海外でも、地方でも、たくましく元気に活動をしている日本人が増えている。

          
僕には、まだまだ気迫も気力も、行動力・実行力も足りない。
    

僕に出来ることは、いったい何?

            

        
夕刻、長崎で眺めた港の遠景のふとした妄想を
暖かい山懐に包まれた長野県上田の町で改めて反芻している。

          
     
もう僕には時間が足りない・・・。

     
     

今夜帰還して、明日から中国大陸へ北から南へ縦断する。

       
中国に分け入って体感してこよう。

        
      

またしばらく、ブログが更新できないかもしれませんが
必ず復活させますから、しばらくお待ちください。

                
今後もひと月間ほどメールや携帯電話が通じないこともありますので、どうかお許しください。

         

      
自分の五感を総動員させて世界と10年先とを俯瞰・展望し、
何をなすべきか自分の頭で考え抜いて、
主体的に行動していこう
ではないか。

   

Dscn1384

             
僕は、青年たちの感性と実行力に、心の底から期待している。

    

Dscn2123
上田の市街地も紅葉までもう一息

   
                             (シリーズ終わり)
    
          

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2010.09.30

世界を俯瞰して考えてみる(その1)

                    
連休を挟んで、これまで10日余り、
宮崎を除く九州6県と山口県を廻ってきました。

    
Dsc_3347
九州の穀倉地帯-佐賀県   JR特急かもめからの車窓

    
   

いつまでも続くのでは、と思わせるほどの猛暑も
台風余波の雨もあって、涼しさが戻ってきた。

   

28℃でも涼しくなった、ってんだから、尋常でない。

                            

農水産業の現場を廻ると、あらゆる産品に日照被害や高温障害などの影響が出ており、病害虫の発生や収穫の遅れ、規格外品の大量発生などが起こっている。

   

甘柿の産地では気象の影響で、ある品種については歩留まりが悪化していて、厳しい状況を迎えようとしているところもある。

   

Dsc_0685
日曜の夜というのに大勢の生産者の皆さんが勉強に集まってきてくれた 福岡県
    
Dsc_0687_2          

     

また、夏の高温で赤潮が異常に発生したため
沿岸部での水産養殖業へのダメージはことのほか大きく、
深刻な状態にある事業者も相当数に上っている。

    

Dsc_2616

     

口蹄疫のような大きなニュースにもならず、
世間が知らないところで様々な対策が施されているが、
年末から来年にかけての見通しも立たなくなっているケースや
加工場も休止している地区もある。

   

現場の様々な現状や要望をうかがうにつけ、
第一次産業の厳しさを改めて思い知らされた。

   
    
Dsc_0781
大型ショッピングセンター内に設けられた県産材とふれあうコーナー  熊本県
地域の元気企業の挑戦的な取り組みだ。子供たちがなかなかその場を離れない。
自然のオーラがあるから?

              Dsc_0912_2JR新八代駅で
         
 

Dsc_2832
地域の野菜づくしの郷土料理  
素材と調理技術の融合が眼と舌の上で交響楽を奏で、人知れないところで手間を惜しまない生産者や調理人の心意気のようなものを感じて心底感激する  

          

      
さて、九州行脚の最終目的地は長崎である。
    

かつての外国交易の窓口であり、維新回天の舞台ともなった地である。

   
Dsc_4100

   

長崎では、農商工連携のプロデューサーを志す皆さん方と交流し、
私からは、出島精神が息づくこの土地らしくスケールの大きい海外との連携も含めた、大胆で型破りなコーディネートの必要性について熱く訴えたのだった。

   
Dsc_3575
研修会の会場外観

   

Dsc_4171  早くから中国人観光客を積極的に誘致している先進県

  

Dsc_3712
「瓦と教会」 僕はこんな風景が大好きだ   中町教会 

   
                                 (次回に続く)
             

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.01.24

北の大地で人に酔う(その1)

        
その日は、全国的に大雪に見舞われ、自宅の庭もすっかり雪化粧をして、目覚めたら真っ白だったのでびっくりした。
      

無事に飛行機も離陸して、ホッと一息。
            
数センチの雪でも慣れない土地ならパニックを起こす。
              
これから行く所の人たちにとっては
きっと、大げさ過ぎてお笑い沙汰なんだろうなぁ!

         
ふと、笑いが込み上げた・・・。
       

空港に降り立つ。

        
   
Dsc_5835_3

            
そう、ここは北海道・十勝帯広空港。

   
Dsc_3102_3
海外からも大勢観光客が訪れているはず

       
       
一面真っ白な雪。どこまでも広がる大地。

   
Dsc_5783

     
あの幸福駅や愛国駅、そして最近生キャラメルで有名な「花畑牧場」はすぐそこなのだ。

                                (次回に続く)

  
     Dsc_5739
               
         

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.01.10

七草の日に思いを馳せる町(その2)

                     
(前回より続く)

    
愛媛県西条市は、名水も全国的に有名だが、僕がこの地を三度も通って、未だに強い思いを残しているのが、「西条産業支援センター」(通称サイクス)に集う元気な面々である。

  
Dsc_4151

     

個性豊かな会員企業の経営者・担当者、そして使命感強いサイクス事務局の皆さん。
    

一人ひとりの顔がすぐに思い浮かぶほど名優(!?)ぞろい。

   

Dsc_6973
    
  

毎週開催される「うちぬきサロン」は、さながら梁山泊に集まる水滸伝の英雄たちの百家争鳴状態である。

   
Dsc_7000

   

もっと近くに住んでいたら、ぜひ仲間に入れてもらいたいと熱望するほど羨ましいグループだ。

   
        
    

豊富で清浄な水を有していることから、半導体や食品工業など大手の製造業が集積しており、西条市の工業出荷額は高知県全体を上回るという。

    

合併により農業地区も加わり、農商工連携が唱えられるずっと前から、工業技術と農産物栽培や加工を行う面白いプロジェクトが次々と展開されている。

   
Dsc_6978

         

また3年ほど前から、地域や四国産の農産物や加工品をタイや香港などに向けて輸出も始めているのだ。

         

Dsc_4164
自分たちのもつ地域資源や技術をしっかりと把握している

       

          
決して人真似でも、押し付けでもない「熱い志を持ったプレイヤーのいる」元気集団のこれからの活躍に期待したい。

   
   
熱々の七草粥をすすりながら、西条の名優(盟友?)たちに思いを馳せたのだった。
             

| | コメント (3) | トラックバック (1)