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2014.01.18

ところ変われば、人はどう感じるか? 香港のレストランで実験してみた

香港での日曜日。少しだけ遅い朝。
 
 
仕事が無ければ、行くところは決まって飲茶レストラン。
 
 
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九龍にあるホテル近くの飲茶楼は、すでに地元の人で満席。
観光客なんて絶対にいない場所。
 
 
飲茶(Yam cha)は、広東人の文化そのもの。
 
Dsc_2627
 
 
香港ローカルの人たちに完全に埋もれて、
僕もお茶を楽しみながら点心をつまむ。
 
Dsc_2569
シウマイって広東語からきている
 
 
でも今日はちょっとした実験を試みた。
 
 
 
レストランに持参したのは
日本の自宅でも愛用している煎茶のティーバッグ
 
 
抹茶も入っていて色も鮮やかで香りも高い、
仕事中などでも手軽で美味しい僕のお気に入り。
 
 
香港でも楽しもう。きっと癒されるはず…。
 
 
いつもは烏龍茶やプーアル(普洱)茶を淹れる
分厚い急須に魔法瓶の湯を先に入れ、
少し湯温を冷ます。
僕は緑茶には少々うるさいのだ(W)
 
お気に入りのティーバッグを入れ、
しばらくじっと待つ。
 
Dsc_2517
 
 
ああ、至福の時間・・・。
 
このお茶を作ってくださっている生産者の家族
ひとりひとりの笑顔を思い浮かべる。
 
 
広東語が耳元を飛び交う喧騒の中だけども
しばしの憩いのひと時。
 
 
習慣にしている少し長めの時間を見計らって
武骨な茶杯に、茶を注ぐ。
 
Dsc_2593
 
 
「これでいいはず。」
      
と口に含んで驚いた。
 
 
 
 
アレレレレレレレレレレレっ!
 
 
何度やり変えても、香りはしない上に、味も薄い。
       
水色(すいしょく)も濁っていて
全体的になんとも物足りない。
 
 
淹れ方を忘れてしまったのかな?
と思うほど、正直、味もそっけもない
 
 
これほど、ぬるくてメリハリのない味では、
点心をつまみながら飲む気がしない。
 
 
Dsc_2547
 
 
せっかくのアイデアが肩透かしに終わって
拍子抜けな感じ。
 
 
同じ茶葉を使って、同じ淹れ方をしても
水質が違い、茶器が違い、空気も違い、
そして取り合わせも雰囲気も違う。
 
 
果物や他の食品に比べて、
お茶の海外展開は普通にやっては難しいことを
改めて体験した。
 
 
酒類や調味料などの一部も
これと似たケースがあることが知られている。
 
 
 
やはり同じく日本から持参した柚子こしょう
好物の蒸し蝦餃子につけて食べてみる。
 
Dsc_2558
 
これは、僕としては、イケると判断。
   
でも正直、これまで慣れた辣椒醤(唐辛子ペースト)でもいいのかな、と。
 
 
あくまで人の感じ方とはいえ
計数化が出来ないので、
売り込むには知恵と工夫が必要なのかも知れない。
 
 
 
別の急須に、飲茶の定番プーアル茶を入れて飲んでみる。
 
Dsc_2609
 
しっかりと熱くて、どこまでも深い珈琲色をして、
濃くて重厚なコクと香りの
中国雲南を故郷とするこの液体が喉を通り過ぎる。
 
 
「外国人」の僕も、気を失うほどの虜になってしまう。
 
Dsc_2613
 
飲茶には、やっぱりコレだ!
 
 
 
入郷随俗(郷に入れば郷に従え)という成語を
つい想い浮かべるのをあやうく思い止まって
日本茶の海外販路開拓の策を練り直すことにした…。
 
 
Dsc_2598
飲茶の精算カード。いくらの点心をどれだけ食べたかを記録する
 
 
 
ちなみに日本茶の海外輸出はこの数年
関係者の努力もあって着実に伸長している。
 
 
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  • 誤解しないでください。決して「日本を売る」のではありません。 優れたニッポンの商品・地域を「世界に向けて」売り込むのです。 日本全国に無数に広がる優れたジャパンブランドの地域商品や農林水産物の海外展開。 世界に誇れる観光地とおもてなしの心。「内向きではなく外向き」発想と行動で、ニッポンの地方の元気づくりを考えます。

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