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2012.01.21

危急存亡のとき その2

            
自宅の書棚を整理していたら
昔買った歴史の本を久しぶりに手に取った。

         
    
偶然なんだが、
幕末の僕のヒーロー 高杉晋作が詠んだ漢詩に目を運んだ。

     

Dsc055970
下関市日和山公園の高杉銅像  2005年撮影

    

    
内憂外患 吾州に迫る

まさにこれ 危急存亡の秋(とき)

ただ 邦君のため、邦国のため

降弾 名姓 また 何ぞ 愁(うれ)えん

   

    
(大意)

国内は混迷を極めて乱れ、諸外国の脅威が迫っている。

まさに今が、国家存亡危急のときである。

このような時にこそ、自分は主君のため、国家のため
ただ尽くすのみである。

たとえ、自分の命や名が奪われたとしても、何も悲しむことはない。

        

   

僕の記憶では、
幕府軍による長州征伐が迫り、藩内は混乱し恭順派が台頭し、
下関には四か国艦隊の砲撃に見舞われるという
まさに存亡をかけた四面楚歌の境地を詠んだものだと記憶している。

   
Dsc054350
関門海峡を下関側から俯瞰する  2005年撮影

      

        
晋作だって、中国・諸葛孔明の「前出師の表」(前回エントリで紹介)を学んだに違いない。

    

    
僕は学生時代、この晋作に全身全霊傾倒してしまい
その破天荒な発想と八面六臂の行動力に強い影響を受けた。

   

Dsc036950
高杉ら奇兵隊が仕掛けた長州藩クーデター最大の激戦地  太田・絵堂
      

    
     
まさか、幕末にも似た状況が今訪れようとは思いもしなかった…。

     
     
皆さんは、幕末かぶれオヤジの妄想だ、と笑い飛ばしていただいても一向に構わない。
              

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コメント

今回のエントリーを読んで、ニッポンを売る!さんの原点ここに有りというものを強く感じました。『破天荒な発想と八面六臂の行動力』は当に今のニッポンを売る!さんそのものです。改めて時代が人を必要とするのだと感じました。

三方よしさんコメントありがとうございます。
もう本当にニッポンはぬるま湯のカエル状態。かなり茹で上がっていますが、本当にまだみんな気が付いていないかのよう。これ以上国を変えていく力が顕在化しないなら、本当にいつか暴走を始めますよ。焦りおやじの愚痴でした…。

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筆者関連書籍


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  • rongo ビジネスマンの人としての生き方、企業としての在り方にヒントを与える孔子のことば