2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« 復活!? 元気ニッポン | トップページ | 屋台で異文化体験 »

2010.02.01

複雑系インドに衝撃を受ける

                                           
国民の約76%を中国系が占めるシンガポールでも春節(旧正月)は最大の年中行事であり、街中で正月気分を演出しているのは香港とも変わらない。

   
Dsc_8954

         
いたるところ、中華の朱赤色の装飾が目に付く。

   

Dsc_0069     

   
    

ところが、今日(1月30日)だけはどうも様子が違う
    

いや、やたらと違う
   
    

ぜんぜん違うッ!

     

Dsc_0014         

            
リトルインディアを中心に、市街地をインド系の着飾った人たちが朝早くから延々と練り歩いているのだ。

      

Dsc_1703  

                
Dsc_1695
いつもと違う、通りのデコレーション

       

     

最近2年間ほどリトルインディアをさまようことにハマッている僕には、とてもそそられる光景。

     
Dsc_1372

      
とにかく規模が半端じゃない。大掛かり。 
     

    
実はこれ、タイプーサム(Thaipusam)という年に一度のヒンズー教の大きなお祭りに遭遇していたのだ。

       
Dsc_1373   
   
        
それぞれ30~50人くらいの人たちが、一団となって道路を次々と練り歩く。

      
Dsc_1771

     

先頭は若い男性で、時折嬌声を上げて飛び跳ねたりする。

       
Dsc_1779

かなりのトランス(興奮)状態。

       

      
その後は、女性が続くのだが、みな正装のサリーを着ていて、とても美しい。

       

     
供物や、なぜかミルクの入った金属製の壷を持った人が多い。

  
ミルクには特別の意味があるのだろう。

    
Dsc_1384

Dsc_1944   
     
    

これまでリトルインディアでは、おなかの肉がぼったりと付いた年配のオバチャマばかりの印象だったので、どこにこんなに多くもの若い美人がいたのか、と信じられない。

    
Dsc_0024
     
Dsc_1254
       

インド人は美人が多いと初めて実感。

     
Dsc_1861

 
Dsc_1902

             
ホント、綺麗。 デレデレデレ。

    
Dsc_1726

   
   
美女群に眼を奪われていると、その後にひときわ目立つ装飾をした体躯の大きな好漢(おとこ)が現れる。

      
Dsc_1672         

Dsc_1380
     
Dsc_1277

        

リオのカーニバルのようなド派手な装飾を身に着けているのだが、当の本人はどうも楽しそうな顔をしていない。

   
Dsc_1748

    

いや、むしろ修行者のようなストイックな表情が、街の賑やかさと反比例している。
     
     

ン! んんんんんんんんッ????

     

よく見ると、太い金串が体じゅうに刺さっているじゃないかっ??

     

      
Dsc_1828
おなかの辺りを拡大してみると・・・ 
     

Dsc_18280ゲゲッッ! ぶっとい支柱がおなかを突き刺してる???
すべての金串が一度皮膚の下を貫いているよぉ。足の付け根の鈴だって…

         

       
手が届きそうなほど目の前を横切るインドの行者のあまりにショッキングな姿を凝視した瞬間、クラクラっとめまいがして気を失いそうになった。

   
Dsc_18901
この人の上腕部や二の腕をよ~く見て! そして頬と舌と・・・

     
    

な、な、な、なんだ これは???

   

血が一滴も出ていない????

   

僕なんか未だに予防注射だって嫌いな根性無しなのに・・・。

        

      
Dsc_1957
肩から背中にかけてフックが食い込んで盛り上がってる。その紐の先は???

   

Dsc_1963    重そうな神輿を引いてるじゃないかっ 

       
Dsc_1956
坊や 危ないものだから絶対見ちゃダメっ!
       
       
   
周りの人たちは、何事もないような平気な顔をして歩いている。

      
Dsc_1301_2


     

   Dsc_1387
    ボクも大きくなったら、こんな痛いことやるの?
     

Dsc_1394

     
       
僕もショッキングやら、ほのぼのやら、お祭り気分やら、トランス状態やらで暑さも手伝って、だんだん訳が分からなくなってきた。 

     

Dsc_1919
金串をくわえてるんじゃない、ホホに刺してるんだ。背中にも無数に・・・。
ライムまで突き刺して
         
     
Dsc_1927
後ろで彼女なのか、家族なのか心配そうな顔をしている。
背中から無数のヒモが。まさか・・・

   
Dsc_1928
ああ~ッ! やっぱり重い台座を引っ張ってんじゃないか

      
Dsc_1304
これ以上、拡大してお見せ出来ません

    
      

このタイプーサムという奇祭は、あまりに危険だということで
本国インドでは禁止されていて、
シンガポールとマレーシアだけで行われているという。

      

ヒンズーの神への畏敬や感謝の念が極まった形の祭りのようだ。

     

信仰心の厚さが痛みを感じさせないということになり、
更にエスカレートしている。

      

Dsc_1875
奇妙な音楽や叫び声が街角に響く。全身串刺しの男は更に飛び跳ねたり、クルクル回ったりする。トランス状態にして痛みを感じさせないんだろうか。

         

         
街のあちこちで休息所や、飲料やスナックなどを無料で配る施しのテントなどがあってつい顔を突っ込みたくなる。 

       
Dsc_1292
       
Dsc_1973
飲み物やカレー、お菓子なども振舞ってくれる

     
   
今、インド本国が成長しているから景気の良いスポンサーも多いのだろう。

   
Dsc_1894
歩きながら甘い水分を補給

          

学生時代に放浪したくてたまらなかった大国 ―インド。

     

Dsc_1942           

           

こんなところで世界の奇習とも言えるインド文化に触れるとは思わなかった。
        

    
Dsc_1969
ホホにもベロにもヒタイにも・・・

       

Dsc_1835
   
Dsc_1294            

      

このような一見野蛮な光景を見て、遅れた国なんだと観るか、反対にむしろ固有の精神性や実行力、文化力を持った人たちだと観るかで、これからの接し方・関わり方が分かれるだろう。        

    
30年以上前、人民中国が巨大な人海戦術を用いて歴史的な遠回りをしたとは言え、当時、底知れぬ人間パワーを総動員させた現場を観て、これは凄まじいことだと激しいカルチャーショックに襲われたことを思い出す。

       

         
           

僕は、いよいよこの国と縁が深まる前触れなのかも知れない、

    
ふと、そう感じた。

     
     

Dsc_1326
カメラを向けて声をかけたら、とびっきりの笑顔を返してくれた・・・

   

« 復活!? 元気ニッポン | トップページ | 屋台で異文化体験 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53959/47454392

この記事へのトラックバック一覧です: 複雑系インドに衝撃を受ける:

« 復活!? 元気ニッポン | トップページ | 屋台で異文化体験 »

ブログについて


  • 誤解しないでください。決して「日本を売る」のではありません。 優れたニッポンの商品・地域を「世界に向けて」売り込むのです。 日本全国に無数に広がる優れたジャパンブランドの地域商品や農林水産物の海外展開。 世界に誇れる観光地とおもてなしの心。「内向きではなく外向き」発想と行動で、ニッポンの地方の元気づくりを考えます。

筆者関連書籍


  • sonsi すでに第70刷を数える人気本。中国の古 典を現代ビジネス戦略に生かす知恵を分かりやすく解説。

  • rongo ビジネスマンの人としての生き方、企業としての在り方にヒントを与える孔子のことば