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2009.09.27

逆説的な強烈意識(その1)

       
普段の生活において、水と空気というものは不可欠なものであるにもかかわらず、その存在を意識することは滅多にない

     

    
今回これまで、本ブログでは「」をテーマに

毎回エントリを綴(つづ)ってきた。

     

    
その水というものに注目するために、
日本や台湾のゲリラ豪雨、アルゼンチンのラ・プラタ川、
カンボジアのトンレサップ湖での見聞を紹介した。  

       
      
          
どれもすべて巨大、強大、偉大な存在としての水だったわけだが、一方で、まったく「乏しい」という視点から、逆説的にその存在を意識したのが、中東のドバイを今年訪れたときの砂漠体験を挙げてみたい。

    
    

Dsc_5810
ドバイ市内で(車中撮)

  
    

UAE(アラブ首長国連邦)の数ある首長国のひとつである
ドバイ首長国の首都ドバイ市は、人口約140万人くらいであり、
日本で言えば福岡市とほぼ同じ規模の都市である。

   

Uae
                                   インターネットから抜粋

      
     
1980年頃、人口30万人にも満たなかったこの街が、
21世紀に入り、中東における金融・商業・物流・貿易の拠点都市
として急成長し、世界中の注目を集めることとなった。

     
読者の皆さんもよくご存知のことだろう。

      

報道や雑誌などを通じて観るドバイの街は、

まさに中東の地に花開いた国際的コスモポリタン都市

    

Dsc_5775

    

現地に足を踏み入れても、まさにそのイメージどおり。

    

     

香港やシンガポールも真っ青の近代的ビル群や整備された
都市インフラを眼前にして、ホントにフラフラ、クラクラきた。

     

Dsc_8782
早朝、ラッシュ前に独りでタクシーを乗りまわして徘徊する

    

     
でも、香港・シンガポールと同じく海に面してはいるものの、
樹木あふれるグリーンシティーという訳ではなく、
一歩郊外から視線を引いてみるとご覧のとおりの
白砂のじゅうたんが広がっている。

     
    
Dsc_1993
               

Dsc_8793_2
        
      
      

文字通り、砂上に忽然と現れた現代の楼閣群である。

    

Dsc_6312
大砂原の向こうにそびえるのは、建設中のブルジュ・ドバイ(ドバイタワー)。
2007年7月に台北101ビルを越えて現在世界一
(818m.)。

        

     
そのあまりの凄さに、僕はもう声が出なかった。

    
         
Dsc_6306
砂の層となると、凄い基礎工事になるんだろうな

   
Dsc_1982
砂埃?それとも砂嵐のあと?

  
Dsc_1986
まるで月面のよう

      
     

一歩郊外に出ると、そこには360度地平線の彼方まで広がる砂漠と

一本の道路、そしてそれに沿うように走る巨大な送電線だけである。

    
   

Dsc_6587

  
Dsc_6550

  
Dsc_6514
おいおい ここドバイでは、ラクダさんが現代のらくだに乗っかってるぜ!

   
Dsc_6591

   
   
もし、こんなところでエンストしたとしたら・・・。

     

  Dsc_6433

      
Dsc_6610
    

       

    

本能的にすぐに脳裏によぎったのが、

ガソリンではなくやはりだった。

    

   

そのとき手にしていた飲みかけのミネラルウオーターのボトルを

ぎゅっと握って、つい、その存在を確かめてしまう・・・。

    
         

Dsc_6533
オイル用?それとも水道管? ここではどちらもライフライン(生命線)

   

Dsc_6581

     

  
普段当たり前のように使っていた水のことを

強く意識した瞬間だった。

                                    (次回に続く)

   
     

Dsc_1240
           

2009.09.24

水に暮らす(その5)

     
(前回から続く)

              
随分と長い間、湖上にたたずんでいた。

         
伸縮する巨大な自然体とそこに住む人々が織り成す姿に見とれているうちに、いつの間にか陽も西に傾き出したようで、僕らを乗せたボート船は元の船着場に向かって進路を変えた。

      

   Dsc_4096_3

     

途中、この湖に生息するワニや養殖の鯰のような魚も見せてもらった。

   
Dsc_4202
食用というよりはやはり皮革用だろうなぁ。両方いいか。

   

生物学苦手な僕もこういうのなら分かりやすくて大好き。

    

Dsc_4181
この魚はきっと地元の大衆魚じゃないだろうか。

  
   Dsc_4305

   

  

そのうちまた、あの生活の場に戻ってきたゾ。

    

Dsc_4324

   
Dsc_3928
屋上にソーラーパネルを取り付けている家もある

   
          
      

ちょうど夕餉の時刻。

   
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  Dsc_4672

       

いつもの、毎日の、日常のひとコマに違いない。

    
   

アジアではどこでも、お母さん、女性が働き者だね。   

   
   

Dsc_4585
女家族だけで囲んで、早めの夕食かな?

    
Dsc_4608
僕もこの年頃、暗くなって家に帰り、何度お尻をぶたれたっけ・・・

    

    
往路でのあまりの興奮から冷めたためか、

帰路では少しだけ冷静に観察できるような気がする。

      

Dsc_3890
1500年前のクメール人も変わらぬ姿だったんだろうか?

     

Dsc_4749
乱伐、乱獲を戒めるものだろう。自然と共生する人間の知恵
       

Dsc_3822

    
Dsc_4669

まもなく到着~ッ!

    
Dsc_4664

        

       
     
岸辺に上がっても、足元はまだユ~ラユラ。

    
頭の中もユ~ラユラ。

   
心の中もまだまだユ~ラユ~ラと酔いしれていた。

      

      
Dsc_4708

    
     

Dsc_4724 

    

         
この豊かな湖水は、
トンレサップ川から国境をまたいでベトナムに通じる。

       

ユ~ラユラ

      

Dsc_4703

    
    

ベトナムでは九本の支流に別れて南シナ海に注いでいる。

     

九つの頭を持つ龍の名からクーロン川とも呼ばれているらしい。

    

ユ~ラユラ

     

Dsc_4736

   
 

この肥沃なメコンデルタ地帯はコメの生産で有名で、

2年間で7回収穫できるのは世界でもこの土地だけだそうだ。

       

        
いまやタイをしのいで、ベトナムがコメの輸出世界一に躍り出た。

      

       

メコンが肥えれば、食は安泰。

      

       
Dsc_4747

     
     

インドシナの民に幸あれ。

                                                                           (シリーズ終わり)

               

        
Dsc_4031
    
    

2009.09.19

水に暮らす(その4)

(前回から続く)
      

兄弟が操る僕らを乗せたボート船は、ひたすら湖の沖の方へ進んでいく。

   
Dsc_4001

 
Dsc_3914

   

いったいどれだけ時間が経ったのだろうか?

 
Dsc01315

    

相当遠くへ来たな、と思って周りを見たら、
やっぱり視角360度すべてが水平線だ。

 
   

改めて、その大きさに驚くやら、戸惑うやら。

   

これは湖なんだ・・・。   じっと心に言い聞かせる。

   

   

遠くの方に何か黒い物が浮いている。

   

いや、何かうごめきながらこっちの方へ向かってくるような。

   

Dsc_4090

    
   

えええ~ッ!

   

小学2年生ぐらいの子供がタライに乗って棒のようなオールを
一生懸命漕ぎながら、波に揺られてやって来るではないか。

   

Dsc_4106

   
      
そんな馬鹿な!
   
 
 

どこから来たんだろう。こんな沖まで。

   

波をかぶったらお終いじゃないか。

     
    

Dsc_4121
おいおい! 大丈夫かぁ?

       
   

それでも、本人たちはいたってケロッとしている。

   

懐から蛇なんか取り出して、見せてやるよ、なんて自慢する。

  

Dsc_4113

   
      

ザブンザブンと波を被り、
水が入る度に手元の茶碗で掻き出している。

    

Dsc_4122

     
   
何事もないかのように。

    
   
日本だったら、親や教育委員会は120%卒倒するね。

     

      *          *          *

           

僕らのボートもしばらく大海の如き沖の上でユラリユラリと漂った後、舳先を反転させて岸辺に向かう。

     

Dsc_4005

     

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立ち寄った休息所に着くや、

来るわ来るわ、タライ舟の一寸法師たちが・・・

     

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   Dsc_4481
    女の子だって、ホレこのとおりバランスをとりながら

       

            

屈託なさそうな笑顔の後のおねだりは、いつもの1ドル紙幣。

      

Dsc_4426

    

     
愛想を振りまく彼らのビジネスが一段落すると、

きびすを返したように遊びに戻る。

   

Dsc_4450

        
何事も無かったかのように。

      

     
これでいいのだ・・・。

     

Dsc_4347

      
    Dsc_4400

         

     

シーナさんの本によると、やはりここでは
伝染病や衛生状態の悪さが原因で
何人に一人かは子供が死亡してしまうのだそうだ。

     
    
Dsc_4604
お遊び、それともお手伝い???

    
   

僕らがここの井戸水を飲んだら、

簡単にアメーバ赤痢に罹るかもしれないという。

     

Dsc_4387

  
Dsc_4615
さあ、下校だ

    

       
この元気な子供たちは、どこまでもたくましいと言うことになる。

       

Dsc_4232
前向きっぱなしだけど、赤ちゃんには命綱くらいは付けてる・・・よね???

Dsc_4253
と思いきや、付けてなかった!!!

     

 

水に生きている。

     
    

Dsc_4340_2

    

生き生きと、生きている・・・。

   

Dsc_4394

     

2009.09.15

水に暮らす(その3)

        
(前回から続く)
      

カンボジア・トンレサップについて、少しのぞいて見よう。

      

Dsc_3850

    

この湖は東南アジア最大の大きさというが、
雨季と乾季では大きさがまったく違うそうで、
そのたびに伸縮しているのだ。

    

Cambomap4
                                        インターネットより抜粋

     
     

全長約4500キロの「メコン河」につながっており、
乾季にメコンの水量が減ると湖の水が流れ出し、
雨季に入ってメコンの水量が増すと湖のほうへ大量の水が逆流する。

   

Dsc_3980

     

このトンレサップ湖は、いわばアジア第三の大河メコンの調整弁の役割をしていて、下流の洪水発生を軽減させていることになる。

    

Dsc_3930

     
    

乾季に比べ雨季では、この湖の大きさは約3倍になり、

水量は14倍にも達するという。

   

    Dsc_4675

Dsc_3784

   
上2枚は高床式の住居、下は浮床式で移動が可能。

 
Dsc_3913

   

  

乾季時の大きさでおよそ東京都と同じ面積だというからものすごい。

     

    
しかし、この水は単なる量だけでなく豊富な栄養分も供給し、

豊穣な土地と水産資源を生み出しているのである。

   

Dsc_4632
乾季には豊かな耕地となり、雨季には水産物の絶好の産卵場となる

      

Dsc_4641
豚さんたちも水と共生

          

             

          
中国・青海省に源流を持ち、チベット高原、雲南、そしてミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、そして最後はベトナムを河口に南シナ海に注ぐメコン河は、神秘的な自然そして多様な民族と生活文化が様々な顔を見せてくれる。

   

 014_2     

シーナこと椎名誠の紀行文を読むのが好きなのだが、
メコン・黄金水道をゆく」にもトンレサップ湖にまつわる生き生きと、楽しい描写が、僕の旅の記憶をより奥深いものにしてくれる。

               (次回に続く)

2009.09.13

水に暮らす(その2)

(前回より続く)

                        
その湖の名は、トンレサップ (tonle sap)。

    

それまではまったく関心も無かったので、予備知識はゼロ。

     

帰国して調べてみて、東南アジア最大の湖ということを後で知って
その大きさにビックリしたのだが、湖畔に着くまでは沿道の風物に
見とれるも、すでに見慣れてきた光景なので特に大きな感慨もなし。

   

Dsc_3635
シェムリアップ郊外の沿道風景

 
Dsc_3633

   
Dsc_3717      
      

      

湖畔に着くと、土に還らないビニール袋や無造作に捨てられたポリ容器の汚い岸辺をつま先で歩くようにして、10人乗り位の細長いボートに乗り込む。 4人のメンバーで貸切だ。

   

Dsc_3774
現代のアジア的風景(?)

    

Dsc_3776
期待よりも不安の船出   

   

   
ドドドドドォーっ!!

   

発動機が勢いよく身震いを始め、若い兄弟が舵を執るボート船はゆっくりと岸を離れた。

    

とても浅そうな水深に少々不安なスタート。

 

  
Dsc_3802

     

     
元々どんよりした空気に加えて
さらに湖面から沸き立つムッとする湿度と特有の臭気が重なって、
いかにもアジア亜熱帯の旅といった雰囲気に包まれた。

     

  

しかし

湖畔沿いに広がる人家を目にして、それまでの気分が一変

     

   

湖の風景とは、

そこに普通に暮らす人々の生活の光景だったのだ。

     

Dsc_3826

   
            
Dsc_3843
シャワータイム

  
Dsc_4027
お買い物は行くものではなく、やって来るもの??

     
Dsc_3837
この家は豪邸ではないだろうか?

      

      

僕の感性のツボにピッタリとハマッてしまったよ。

     

   
   
やってくれたねぇ。  ありがとう Yさん!   

     
      

Dsc_3815
この笑顔に出会うためにはるばるやって来たんだ

       

        
アジアを旅して、僕が最も関心を持っているテーマが

市民生活」「庶民生」なのだ。

    

Dsc_3941
お父さんが網を打ち、お母さんが集めてくれる

   
Dsc_3935
家族で魚のつみれ作りかな?

    

     

何度海外に行っても、その国の人々の生活に触れるシーンなんて普通にありそうで実は滅多に出会うことは無い。

    

     
Dsc_3964   

    

   

いま、眼前に水に暮らす人々の日常生活が広がっている。

    

Dsc_3855
湖面に浮かぶ移動式の学校。   テレビで観たことあるぞ
         
    
Dsc_3862

   
Dsc_3951
ここでの登下校はボートに乗って・・・

      

Dsc_3954
こちらも移動式のカトリック教会

         

   
想像以上の長さと規模で、その宅地ならぬ「宅水」が続いていた。

    

    

    

Dsc_3919

カンボジアでの漕ぎ手は「前輪駆動」なんだな

  
Dsc_4045

    
     

ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドオーッ 

  

Dsc01325

    
  

僕らを乗せたボートは、船尾の錆色の発動機から大きな音と

細長い煙を吐き出しながら、さらに湖面を滑っていった。
                                (次回に続く)

      

2009.09.09

水に暮らす(その1)

           
ブログに頻繁にコメントを入れていただく尊敬する先輩じーこむらさんと、過日、カンボジアとベトナムを訪問したときの事。

   

    
ホーチミン、プノンペンの経済事情を視察してから、歴史文化面での最大イベントであるアンコールワット訪問を終えた後、
遺跡見学の拠点都市シェリムアップでのひとコマである。

   

Dsc_0470
明け方のアンコールワット

     
    Dsc_0947
      心を奪われたレリーフ群

        
Dsc_1865
バイヨン遺跡    

    
※プノンペン、アンコールワットでの体験談については、

後日改めて紹介したいと思う。

   

Dsc_8055
シェムリアップの街頭

     

    
ベトナム・カンボジアを舞台に幅広く活躍する実業家のY社長がみずから全行程をアレンジ、随行してくれたのだが、

     
そのY社長が、

翌日、シェリムアップでの最後の一日を控え

    
あしたは終日、湖を観に行きますッ!」

   
と、口火を切った。

    

    
エッ、 エッ、 エエ~ッ ???

    

   
僕は、信じられないくらい憂鬱な気分になった。

    

       

Dsc_8252
シェムリアップの市場で

   

   

日本を離れて今日まで、完璧以上の最高のアレンジをしてくれた
Yさんが、事もあろうに湖見物だって?

       
    

自然科学に弱い僕とは言え、

    
そりゃあネエだろう~ という気分だ。

     

    
なんだか、鼻孔の周りが淡水独特のあの生臭い匂いでも漂ってくるかのような、そんな不快感に襲われた。

   

     
Yさんは、ただ エッヘッへ とほくそ笑んでいる。

    
   

確かに、ホーチミンからプノンペンに向かう陸路の移動では、
数年前までゲリラが出没していたとか、国境地帯ではまだ地雷が埋まっているかも知れないからあちこち歩き回るな、とか、プノンペンではキリングフィールドの生々しい痕跡をもういいというほど触れてみたりで、アドベンチャー気分満載の行程だったが、ここまで来てまさか湖見物だなんて…。

     

   
Dsc_3665

      

     

刺激にはより強い刺激を求める今、

僕はすっかり意気消沈してしまった。

       

      

     
その湖に着くまでは・・・。

      

        
まさかこの数年間あちこち訪ね歩いたアジアの旅で、
これほどまでに印象的な一日になるなんて予想だにしなかった。
                                     (次回に続く)

      

2009.09.01

銀の川の思い出

        
海外での「水の記憶」は結構たくさん浮かんでくるが、まずは昨年、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで対面したラプラタ川を挙げてみたい。

    

   

Map
                                   インターネットより抜粋

        

               

      

次の訪問地イグアスに向かう空港までの道中で見た光景なのだが、これがなんとも印象深かった。

    

   

Dsc_8042
ラプラタ河畔

      

       
    
  

画像で見ると、単なる滔滔たる大河の風情というだけ、と言われればそれまでであるが、
     

その雄大で、しかもそこはかとなく麗しい姿が、
僕の空白だったラプラタのイメージを一瞬のうちに蒼く染めてくれて、突然、言い様の無い感慨が
湧き出てきてしまったのだ。
     

    

     

      

Dsc_8201     
   

      

      

僕は今、あのアルゼンチンのラプラタ川の河畔に立っているんだっ!?」というただそれだけの、
でも信じ難い夢のような事実に酔ってしまったのだ。

     

      

  
Dsc_8046_2
      

      
子供の頃、勉強は全くだめなくせに、なぜか世界地図を眺めることだけは好きで、パンパやグランチャコなんて具体的なイメージもないのに心だけはアルゼンチンにも思いを馳せていた。 

    

        

もちろん、地理の知識として脳裏に記憶する、この国のシンボルが「ラ・プラタ川」なのである。

      

     

ラ・プラタ川 Río de la Plata(リオ・デ・ラ・プラタ)は、1516年、スペイン人によって「発見」され、
上流には銀鉱山があるという伝説から、(プラタ)の川であることを願って名づけられたと言われる。
        

    

河口部の川幅が275Kmもあって、世界一の河口幅だそうである。

   

   

もっとも全長は300Km程度ということで、
アマゾン河のように長い川を想像していたのだけれども、ウルグアイ川やパラナ川などが合流する巨大な入り江という感じだろうか。

      

   

中国の黄河や揚子江(長江)のダイナミックさにも感動するが、この時ばかりは、蒼(あお)い満面の水を前にして心が震えてきてしまった。      

      

Dsc_8193

  

どうみても僕ら日本人には海にしか見えない

   

     

とにかく時間を忘れるほど、この滔滔たる流れ、
いや流れているとはおよそ思えない「巨大な海原」に心を奪われていた。

                        

     

Dsc_8075_2   

      

     

         

日本から観た正真正銘の地球の真裏に位置するこの大パノラマを前にして、「海という水の力で日本とつながっている、ここアルゼンチンには、
またきっと来るに違いない
…。」

     

ふと、そう思った。

   

      

   
Dsc_8301
    
        

         

極々たまに脳裏をよぎるこの不思議な予感
人生これまで適わなかったことは一度も無い。

    

     

  

    

Dsc_4206
ブエノスアイレスの街角で

                                         

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