2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« 豊穣と放生と(その1) | トップページ | 壁を越える »

2007.09.23

豊穣と放生と(その2)

      
(前回から続く)
      

日本から一気に数千キロ飛んで、
ここはカンボジアの首都プノンペン

         

まったりとした空気の中をゆるりと流れるトンレサップ川のほとり。シソワット・キー(Sisowath Quay)と呼ばれる大通り沿い。

        
Dsc_5067
        
   

ここは、かの有名なシアヌーク殿下の居住か公務の場であっただろう王宮前の広場である。

      
Dsc_5063

       
               
夕方になると何処からともなく大勢の市民が集まってきて、大賑わいになっている。

  
Dsc_5262
      
           

あまりに賑やかなので、年に一度の祭りにでも出くわしたのではないかと思って喜んだのだが、どうもそうではなく、毎日の事らしい。

   
Dsc_4569_2
      
Dsc_4579_2
祈りを捧げるプノンペンの娘

        
    
仏前にお参りをする人、川縁で夕涼みする人、デートする若者など老若男女さまざまだ。

   
Dsc_5242
    

Dsc_4484

この娘さんが食べようとしているのは、ポンティア・コォンと呼ばれる孵化寸前のアヒルの卵を茹でたものだろう。丸い方を上にして殻を割り、ライムや塩胡椒をかけて食べるオツな味だ。

      
     
Dsc_4679
この仏像のお顔、どこかで見たような・・・??

      

     

この一角で、スズメのような生きた鳥がたくさん入った籠が並んでいて、お金を払ってわざわざ放して逃がしている光景を見てビックリした。

    
            
Dsc_4535

    
Dsc_4524
大空に放たれる鳥 (左上隅)

      
     
 

これが仏教の放生なのかッ。

  

功徳を積む行為なのだろう。

  
Dsc_5287 Dsc_5290
「ほらッ、こうやって。」 「命を大切にねッ!」

      

しばらく見ていると、次々に鳥を買っては逃がしてやっている。
     
   

僕は我欲から離れられない凡夫だから、
チラッと、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の話を思い出してしまった。
   
    

僕もやってみようか。
     

万一、地獄に行っても、一羽の鳥が飛んできて、サッと血の池地獄から救ってくれるかも知れない・・・。
   

小人(しょうじん)である。

     

Dsc_4531

   
    
とにかく放生の現場を目撃して、感動にも似た思いがした。

      

そのうち、どこからともなく10人くらいの複数の集団が、金銀の装飾を施した張り型のような船を大事そうに抱えてやって来た。

   
Dsc_4632
   

張子の舟には、いろいろな供物が備えられているではないか。

   
Dsc_4636
     

そのうち大勢の人が集まってきて、川に浮かべる準備をしている。

    
Dsc_4646
供物やお賽銭を次々に供える

    

ここで初めて判った。

     

なんだ! これは「精霊流し」じゃないかッ!!

       
    

すなわち日本流に言うと、この舟は「西方丸」だったのだ。

  
Dsc_4652

   
Dsc_4710

    

いやはや、はるかカンボジアまで来て、日本文化との共通点を目の当たりにしてビックリ仰天。

   
Dsc_4619

   
Dsc_4672

     
      

敬虔な仏教徒が多いこの国がグッと身近に、そして親しく感じた瞬間だった。

    

Dsc_4680

       
(2006年9月撮影)
     

« 豊穣と放生と(その1) | トップページ | 壁を越える »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53959/16539478

この記事へのトラックバック一覧です: 豊穣と放生と(その2):

« 豊穣と放生と(その1) | トップページ | 壁を越える »

ブログについて


  • 誤解しないでください。決して「日本を売る」のではありません。 優れたニッポンの商品・地域を「世界に向けて」売り込むのです。 日本全国に無数に広がる優れたジャパンブランドの地域商品や農林水産物の海外展開。 世界に誇れる観光地とおもてなしの心。「内向きではなく外向き」発想と行動で、ニッポンの地方の元気づくりを考えます。

筆者関連書籍


  • sonsi すでに第70刷を数える人気本。中国の古 典を現代ビジネス戦略に生かす知恵を分かりやすく解説。

  • rongo ビジネスマンの人としての生き方、企業としての在り方にヒントを与える孔子のことば