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2006.09.21

シンガポールでも常設店オープン

シンガポールでも日本産農産物・食品の常設店舗コーナーが、今月1日、伊勢丹シンガポールスコッツ店で正式オープンした。
  

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先のクアラルンプルに次ぐもので、
同じく農水省の支援事業の一環として半年間にわたり恒常的な販売コーナーの設置と週替わりの販促イベントが行なわれ、全国各地の特徴ある商品がテストマーケティングされるシステムだ。
   

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日本各地の特産物が販売される

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香港と同じ自由貿易港であるシンガポールは、手続き上の障害も少なく、また一人当たりのGDPも日本の地方並みの高さを示しており、 成熟した地元消費者が高付加価値の日本食品を抵抗なく購入する。

常設コーナーのオープンセレモニーには、宮腰農林水産副大臣をはじめ、日本大使館磯部公使、和泉農水省輸出促進室長、そしてシンガポール政府関係者、地元日系財界関係者が出席した。

   

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スピーチする伊勢丹シンガポール森社長

   
私も末席に参加させていただいたが、今回、地元の人たちから熱い注目を集める招待者がいた。

DAWN YEOH(ドーン・ヨー)ちゃんというシンガポールの有名タレントだ。今回、日本農産物の販促支援にも一役買ってくれることになったのだ。
  

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宮腰副大臣(右)とドーン・ヨーさん
  

司会者から名前を呼ばれると、あちこちから黄色い声が飛んだ。
トレンディー俳優なのだろうか。すごい人気だ。

今後、TVドラマなどで美味しいフルーツを頬張るシーンが見られるかもしれない。

   

常設店オープンと共に、会場は多くの買い物客で賑わった。

やはりシンガポールの購買力は本物だ。
  

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北海道物産展がシンガポール伊勢丹で開かれたそうであるが、2年目の今年、バイヤーも驚く売り上げの大記録を打ち立てたのだそうだ。

その裏側では、やはり出展企業すべてが販売員を日本から派遣し、実演も交えてしっかりと販促活動をした結果だということだ。
  

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日本の職人の実演には、今日も長蛇の列が
  

いかに購買力がある国でも、人任せの販売では全く見向きもされない。海外市場で商品やブランド、地名の認知度を上げるには、絶対に手抜きをしてはいけないことを今回も教えられた。

  
   

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2006.09.17

心配な台風

今、台風13号の中心が付近を通過中である。

すでに九州各地で被害が報告されている。

報道によると、
福岡市でも観測史上2番目の風速を記録したというから
被害がとても心配だ。

農業、漁業、林業をはじめ、製造業も運輸業もあらゆる産業がダメージを被る。

一年間、あるいは数年間をかけて大切に育ててきた農産物等が、
実りの秋を間近に控え、一夜にして吹き飛んでしまう。

しかも、農産物の種類によっては、
台風の影響で翌年の結実に影響するものもあるという。

生産者、指導者をはじめ、多くの関係者の心配が心を痛める。

まずは人的被害が無いこと、
そして生活被害、産業被害が少しでも軽微である事をただただ祈るばかりである。

また、災害復旧に当たる防災関係者の活動に感謝します。

2006.09.13

独立記念日の大フィーバーに遭遇!!(その2)

(前回から続き)

ホテルのマネージャーに案内された屋外プールの眼下に広がる独立記念日カウントダウンの会場を見下ろすと、なんともおびただしい数の群集がいつの間にかぎっしりと埋め尽くしているではないか。

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もう何万人なのか何十万人なのか判らない。
とにかく180度・視界は無数の大群集だ。

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  信じられない!
 

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あまりの興奮にカメラを構えていられない!

 

先程まで命の危険すら感じていた現場に比べて、
いま僕が立っている所は、隣でシャンペングラスなどを傾けるような会員制のVIP屋外ラウンジなのである。まるで天上界の穏やかさ。
 

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なんだか子供の頃に読んだ孫悟空の中に登場するお釈迦様が下界を見下ろすあのイメージと同じ感覚なのだ。
 

 ウ~~ン 複雑な心境!!
 

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会場のあちこちに巨大モニターが設置されていて、別の屋内会場の巨大イベントの模様を映し出している。

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ちょうど年末の紅白歌合戦のような国民的カリスマ番組のようで、人気アーティストが登場するたびに歓声が沸き起こる。

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なんだか、だんだんトランス状態になってきたゾ。
 

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興奮状態が最高潮に達した午前零時を迎える時

会場全体から

「ティガ(3)! ドゥア(2)! サトゥ(1)!!!」

カウントダウンの大合唱が起こり、一斉に歓喜に包まれた。

その場の空気が震えるくらいの大歓声が沸き起こり
爆竹の音やロケット花火の発射音が起こるたびに、
ワァ~ッという叫び声があちこちで発生する

 

こんな体験初めてだ。

 

そのうち、何万人が合わせたかのように
マレーシア国歌を大合唱を始めた。

 
Negaraku, tanah tumpahnya darahku,・・・・

  

誰もが一度は聞いたことがありそうな覚え易い旋律の曲だが、
これだけ圧倒されるほどの国歌斉唱を聞くと
人様の国の国歌でありながら
ジ~ンと涙があふれ出てきそうに感動した。

 
そうなんだ。アジアの大半の国は抑圧から解放されて独立を勝ち取った国なのだ。
その実感を若い彼らも受け継いでいるのかもしれない。

しばらくすると、メインイベントの打ち上げ花火が何十発と大輪の花を咲かせ、爆音と共に群集の歓喜の声とが渾然一体となった。

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三脚なしの花火撮影は無謀とわかりながら・・・

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まったく偶然にすごい場所で、すごい体験をした。
 

花火の終了と共に、興奮に包まれたカウントダウンイベントも終了した。
             

やはり地上界で生きてる僕も、もう一度会場の人ごみの中に飛び込んでいった。

       

観衆は大挙して帰路に着くのだが、いつまでも人の波が続き
何処からこんなに湧いてくるのかと、延々とそれが途切れることが無かった

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  イエ~ぃ!!

 

終了してから一時間を過ぎても、若い人たちは余韻を楽しむかのようにその場を離れようとしなかった。

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(うたげ)の後・・・

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マレーシアに栄光あれ!!

 

2006.09.12

独立記念日の大フィーバーに遭遇!!(その1)

クアラルンプルの街を散策してみると、
あちこちで国旗を掲げている家や商店が多いから
なんてマレーシアの国民は愛国的なんだろうと感心していたら、
8月31日は、マレーシアの独立記念日だということを後で知った。

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この日の晩の午前零時には、
大規模なカウントダウン・イベントがあるから
付近は混乱するので絶対に外出しないで欲しい
駐在の方から注意を受けた。
  

何事も絶対にダメ、絶対に出来ない、と言われれば、なおさらやりたくなるのがヘソ曲がりな私の信条。

 

「わずか数度訪問した国で、年に一度の大イベントがあるというのに、これを体験しないなんて・・・。」 
 

噴き上がる衝動を抑えられるはずもない。

 

30日の夕方ごろから、
ツインタワーの前の噴水のあるとても美しい公園(KLCC PARK)に、次第に人が集まってきた。

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カウントダウンは深夜だというのに、夕方4時過ぎにはもうこんなに人が集まっている。

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完全に暗くならないうちに、もう広大な公園内は集まってきた人たちで身動きが取れなくなっていた。

若い人を中心に、カップル、家族連れ、ヤンキーな少年少女たち…
  
年配者が少ないから、何か形容できないような強烈な熱気を感じる。

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日本の建国記念日のように律儀な年配者ばかりが参加する式典とは大違いだ。

 

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そのうち気が付くと、すでに群集の流れの渦に身をゆだねており、もう自分の意思では方向を決めて歩けない。

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マズイッ!危険だッ。
 

今になって、駐在の方の忠告を守っておけばよかったと後悔した。

ほんの少しだけ…。
  

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手荷物も財布もカメラもどうなるか分からないし、
何かパニックでも起こったら、間違いなく怪我人が出るだろうと予感したので、流れに乗りながら少しずつ出口を見つけ、(は)うようにしてやっとのことで外に出ることが出来た。
 

ホッとした!命拾いした。

これが最初の感覚だった。

  

これで世紀のカウントダウンの瞬間も見られないのかと諦めかけたのだが、今回はとてもラッキーだったのである。

 

それは今回の宿泊ホテルが、ツインタワーの隣にそびえる
マンダリン・オリエンタルホテルだったからだ。

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クアラルンプルでもトップクラスのこの高級ホテルは
外出するよりホテルの各施設を利用していた方がずっと居心地が良いほど、素晴らしいサービスを提供するホテルだ。

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この体験を記述するだけでブログ記事が書けるほど感動したのだが、それはまた別の機会にするとしよう。
 

実は、親しくなったフロントの中国系の女性マネージャーに事情を話したら、
それならばと、会員制の屋外プールのラウンジに特別に案内してくれて、なんとカウントダウンの会場が一望できる信じられない特等席に腰をすえることが出来たのだ。

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ここには一年前から予約しているような国内外のVIPの富豪家族ばかりが来ていて、なんともセレブな雰囲気に包まれている。

 

そして、階下に広がるカウントダウン会場を見下ろすと
なんと数万人などではない、
おびただしい数の大群衆が会場をぎっしりと埋め尽くしているではないか・・・。 
                                  (続く)

2006.09.11

クアラルンプルの日本食品販売事情

 
30日に開業した日本産農産物の常設店舗事業は、主に販売コーナーと週ごとの販促イベントから構成されている。

販売コーナーについては、オープン記念ということで
様々な商品が店頭に並んでいた。

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そのアイテム数の多さにも驚いたが、
鮮度の良さも私の想像以上だった。

通関上の特別の配慮はなかったそうである。

 

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果物の王様 クラウンメロンが約4600円なり

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泉州特産の水ナスまでも売っていた!

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JAS認証マークつきの加工品も
 

 
マレーシアといえば、誰もが知る回教徒の国で
中東に行かずともその食文化のギャップを体験することが出来る。

 

最も顕著なのが食肉の扱い。

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特に豚肉は回教徒は絶対に口にしないし、扱う事だって忌み嫌う。

牛肉や鶏肉、羊肉だって、回教のしきたりに従って処理されなければならないという。

だから、豚肉を販売するには、
わざわざ「NON-HALAL」というコーナーを設けて販売されている。

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「HALAL(ハラル)」とは、イスラムの律法にのっとった食べ物という意味で、厳格に守られている。

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中国系消費者にとって、肉といえば豚肉を指すくらいだから、
現場を理解するのにこちらの方が戸惑ってしまう
 

また、回教徒は飲酒をしないのだが、単に酒類を買わないだけでなく
食品に添加してあるアルコール類にも厳しくチェックがかかるから
販売サイドはものすごく気を遣うのだそうである。

だからアルコール添加物を除去したカステラなどは
私達が食べるとなんとなく物足りない食味になるらしい。
味醂(みりん)や獣脂なども同様だ。
 

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人気のケーキも日本とは違うのだろうか?
 

国が違えば、対応を替えなければならないことの良い例だ。

もちろんこのデパートでは
日本から清酒や焼酎などもしっかりと輸入販売されているから
ダメだと諦めるのは早とちりということになる。

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マレーシアでもこのとおり、日本の酒類が豊富
  

異文化をいかに受け入れ、それに適切に対処することも
販路開拓の重要な要素になる
だろう
 

逆に、日本食品の特徴や食べ方などについても丁寧に現地消費者に伝えなければならない。この手間を抜いて海外での普及は考えられない。

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東アジアとアラブのクロスロードとも言えるマレーシア。

 
我々にいろいろな情報を与えてくれる・・。
 

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060911abaya3 Abaya4

同じ回教徒の衣装といえど、こんなにも違う・・・

  

2006.09.10

クアラルンプル常設店がオープン

   
レーシアの首都クアラルンプル
日本産農産物の常設販売コーナーがオープンした。

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これは、農林水産省が支援する半年間のロングランの販促事業で、今年は2年目になる。

8月30日にオープンセレモニーが行なわれ
私も参加させていただいた。

 

常設コーナーが設置されるのは、伊勢丹KLCC店で
クアラルンプルのシンボルである、
つい最近まで世界一の高さを誇っていたペトロナス・ツインタワーと連結する高級ショッピングモールであるKLCC(Kuala Lumpur City Centre)といえば、知っている人も多いだろう。

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ここ伊勢丹KLCC店は、
クアラルンプルでも最もハイグレードな百貨店のひとつで
同国で高級ブランドとして日本産農産物を販売するには
格好の条件にあると言える。

  

午前11時、セレモニーは日本から招いた和太鼓のパフォーマンスから始まった。

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日本側を代表して、
宮腰光寛農林水産副大臣がスピーチを行なった。

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日本産農産物の素晴らしさについて、現地消費者や来賓に向けて
熱いメッセージを送った。

  

続いて、会場の除幕式が執り行なわれ、正式オープンとなった。

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左から、横山伊勢丹(ML)社長、今井大使、宮腰副大臣、大竹ML日本人商工会議所事務局長

 

その後、鳥取産20世紀梨がプレゼントとして来場者に配られたが、
地元の多くの消費者が長い列を成して受け取り、大喜びの表情だった。

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Yorokobi

  

話によると、この日プレゼントされた20世紀梨は、
地元鳥取でも今年の一番出荷の記念すべき初荷」であったという。

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すなわち、地元と東京とクアラルンプルで同時に初物が食べられるという時代になったのだ。

  
スピーチの中で、伊勢丹マレーシアの横山社長の紹介によると
この日のオープン前日の準備段階で
棚に果物を置いた途端、一個22リンギット(約700円)のモモや
一房50リンギット(約1600円)のピオーネがまたたく間に売れ、
オープンを待たずに1000リンギットの日本産農産物が売れ

関係者をびっくりさせたという。

 
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ひと房1600円のピオーネをお買い上げ

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試食コーナーには、すぐに人が集まる

 

また、その後の総括では、オープン当日の売り上げは約10万日本円相当ということで、それまで、ほとんど同店で販売されていなかったことを考えると、幸先良いスタートを切ったと評価されている。
  

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しかし、シンガポールや香港、台湾に比べ購買力は明らかに劣り、
商物流、商慣行が不透明な国だけに、今後の推移が大いに注目される。

2006.09.09

再開します

のブログもしばしの夏休みを頂いていた。

特に消えていた訳でもないのだけれど・・・

 

「最近更新していないが、どこかの国で捕まってるんじゃないか」とか

  
「もしかして行き倒れているのでは?」
  


などど心配していただくメールをたくさん頂いた。

今日も、このブログをいつもチェックしてくださる方から
激励のメールをいただき、再開することを決めた

     

たまたま、今日9日の朝日新聞の朝刊地方版に
私を紹介していただいた記事が掲載され、
あちこちから「読んだよ」と連絡を頂き
照れくさい反面、とても嬉しく励みになっている。

農産物輸出コンサルということで紹介してあるのだが、
まさかこんなに大きく紙面を割いていただいているなんて
本当にビックリ仰天してしまった。

記事に書いてあるほど活躍しているかどうかははなはだ疑問だが、
このように世間に紹介された以上、
これからも精一杯頑張ろうと考えている。

   

海外マーケティングはもとより、アジアからの企業誘致、観光誘致、
ベンチャービジネス支援などやりたいことがヤマほどあるのだが、
おのれの限界を謙虚に省みながら、一歩ずつ取り組んでいこう。

   

それでもこの夏休みのわずかの間、様々な事が起こった。

梅雨の長雨、猛暑、水害と天災も続いているし、
中東、テポドン、靖国など内外でも懸念材料が噴出した。

おのが正義を貫くことが摩擦や対立を生むことを
21世紀の今日も世界中で実感している訳だが、
少なくとも「ニッポンを売る!」プロジェクトが成立するのは、
世界が平和で安定していることが大前提である、
いわば「平和産業」なのだ。

 

このひと月間も、
講演やプロジェクトミーティングなどを通じて、
多くの方々と接してきたが、
官・学・ビジネス・市民の現場では一様に、
自らの限界や制約を乗り越えようとチャレンジしている人たちばかり目に付いた。
 

ニッポンは相変わらず元気なのである!!
    

私自身、この出会いや縁を糧に、
自分の限界を突破するような挑戦的な行動を起こし、
このブログを通じて、様々な挑戦者たちやその活動の一端についても紹介していきたいと思う。

   

時々更新しますので、これからもお付き合いください!

  

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ブログについて


  • 誤解しないでください。決して「日本を売る」のではありません。 優れたニッポンの商品・地域を「世界に向けて」売り込むのです。 日本全国に無数に広がる優れたジャパンブランドの地域商品や農林水産物の海外展開。 世界に誇れる観光地とおもてなしの心。「内向きではなく外向き」発想と行動で、ニッポンの地方の元気づくりを考えます。

筆者関連書籍


  • sonsi すでに第70刷を数える人気本。中国の古 典を現代ビジネス戦略に生かす知恵を分かりやすく解説。

  • rongo ビジネスマンの人としての生き方、企業としての在り方にヒントを与える孔子のことば