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2006.07.22

日本ブランド農産物が空の玄関にもお目見え

回のエントリに続き、成田の話題をもうひとつ。

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成田空港出発ターミナル

少し前の話になるが、6月5日、
海外出張のためにいつものように成田空港に行ったら、
出国審査を出た後の一角(第2ターミナルビル本館3階)にJAが日本の農産物を宣伝・販売するコーナーを見つけた。

その名もぶらんどJAである。

パスポート検査の後すぐの場所で、免税品の買い物に散らばる前の多くの人が通過するローケーションのよい所だけにプロモーションには格好の場所ではないだろうか。

店舗の外観は黒を貴重にしたとてもシックなデザインだ。

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あまりに洗練されているので、およそ農産物の販売店というイメージとは大きく異なるところが斬新だ。

どんどん買ってくださいという免税店とは明らかに一線を画しているようで、日本を訪れる外国人に対して、ハイテク、アニメだけでなくジャパンブランドの農産物を紹介するという情報発信機能が前面に出ている。

ちょうど3日前の6月2日に正式オープンし、式典には中川農水大臣も駆けつけたという。

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店内の様子

季節商品として、メロンさくらんぼが販売されていた。

さくらんぼは化粧箱入りで15000円とかなり高価だから、簡単に誰でも手土産に買っていけるものではないが、技術王国・日本の高品質農産物を知ることはできる。

奥には、コシヒカリやあきたこまちなど日本を代表するブランド米や高級煎茶、梅干や乾し椎茸などの加工食品なども取り扱っていた。

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試しに、販売されていたブランド米450グラム(500円)をひとパック買い求めてみた。

お土産用のお米だから、もちろん国内で普通に買うより明らかに割高だけれども、ワンコインで買える価格だから、数個なら手にも持てるし、海外で配って話題作りになるだろう

和服を着た親切な店員さんから、お米に関する話を聞く。

英語や他の外国語が出来るかどうかは判らないが、日本語で丁寧に商品情報やこのコーナー設立の趣旨を説明してもらう。

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0607022matrix_2また買う時に、これからどこの国へ行くのかと尋ねられる。

農産物は、国によって個人で持ち込める商品に制限があるからだ。

資料で持ち込めることが出来ることを確認してから売ってくれる仕組みだ。

店内にも日本語と英語で国別、品目別にマトリックスで持ち込み可否が判るポスターやパンフレットが備えてあるが、これが少し判りにくい。

でも、買う時に確認してくれるから、それもよいか・・・

お米を買うと、サービスとして商品に貼れるよう日本チックなデザインのステッカーをつけてくれる

浮世絵とか、富士山、桜、和のデザインなど20数種類の中から好きなものが選ぶことが出来る。

これはとても洒落たサービスだと思うのだが、残念ながら実際に買ってみないとそういうサービスがあることが分からない。もったいない。

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好きなステッカーを選んで、パッケージに貼る

全体コンセプトから、商品、サービスに至るまで、斬新なアイデアが散りばめられているが、まだスタートしたばかりで、きっと試行錯誤なのだろう。

「まず事を起こし、走りながら考える」ことを良しとする、私の信条には合致している。

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もっとも今後、これをどう生かすかは、現場の不断の改良と努力が必要だろう。

かなりの実践を必要とするが、やり方によっては、貴重な情報受発信の場として活用することができるかも知れない。

今後の展開を注目したい。

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コメント

へえ~、JAもなかなかやりますね。
遅れているばかりだと思っていたら、そういう努力もしているんですね。感心しました。
成り行き見守っていきましょう。

luckymentaiさんコメントありがとうございます。

どの業界にも大組織になると、ご指摘のとおり色々な人がいますよね。こと「ニッポンを売る」関係でお付き合いしている地方のJAの人たちの中には、現状打破を試みようという志のある人がいて、最近とても心強く思うことがあります。

いずれにしても、私もluckymentaiさんも、真にチャレンジしようとする人をとことんサポートしたいですよね。

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  • 誤解しないでください。決して「日本を売る」のではありません。 優れたニッポンの商品・地域を「世界に向けて」売り込むのです。 日本全国に無数に広がる優れたジャパンブランドの地域商品や農林水産物の海外展開。 世界に誇れる観光地とおもてなしの心。「内向きではなく外向き」発想と行動で、ニッポンの地方の元気づくりを考えます。

筆者関連書籍


  • sonsi すでに第70刷を数える人気本。中国の古 典を現代ビジネス戦略に生かす知恵を分かりやすく解説。

  • rongo ビジネスマンの人としての生き方、企業としての在り方にヒントを与える孔子のことば